【図解】XcodeのインストールからC言語によるhello world!まで

2017-03-09ITプログラミング,Xcode,C言語

Macを持っている方はXcodeを使って、様々な言語でプログラムを書き、実行することができます。

また、Macの「ターミナル」を用いてgccコンパイルする際にもXcodeをインストールしている必要があります。

このページでは、MacにXcodeをインストールする方法とC言語によるhello world!を表示させるまでを解説しています。

Xcodeとは

XcodeはApple公式のApple製品のためのアプリ開発ツールです。

Mac・iPhone・iPad・Apple Watch・Apple TVのアプリ開発のために必要なツールがすべて詰め込まれています。

難しい言葉で表すと、XcodeとはApple製品のためのアプリ統合開発環境(IDE、Integrated Development Environment)です。

対応言語はC言語、C++、Objective-C、Swift、Java、AppleScriptなど様々です。

つまり、Xcodeからしか自作のアプリをApp Storeに並べることができないので、Apple製品用のアプリ開発をしたい人にはXcodeが欠かせません。

Xcodeのインストール

インストールに必要なもの

Mac(OS X 10.11.5以降)
ディスク空き容量5GB以上(Xcodeサイズ4.55GBのため)

*今回インストールした環境は、Mac(OS X 10.12.3)、ディスク空き容量70GB以上です。

Xcodeインストール

準備が整ったら早速、Xcodeをインストールしていきましょう。

①App Storeを起動する

MacのLaunchpadからApp Storeを起動します。

Launchpadへのアクセス方法
・Dock で「Launchpad」アイコンをクリックします。
・トラックパッドのジェスチャで、親指と 3 本の指を使ってピンチします。

または、「」をクリック→「App Store…」をクリックでもApp Storeを起動することができます。

App Storeを起動すると、このような画面が現れます。

②Xcodeを検索する

App Storeの検索窓に「xcode」と打ち込み、Enterキーを押します。

するとこのような画面に変わります。左上にXcodeがあると思います。

③Xcodeのインストール

Xcodeの「入手」」ボタンを押すと「Appをインストール」と表示が変わります。

「Appをインストール」ボタンを押します。すると、Xcodeのインストールが始まります。

「Xcode」という文字かアイコンをクリックしてください。以下の画面に移動してインストールの残り時間を確認できます。

インストールが終わるまで辛抱強く待ってください。30分弱かかると思います。

インストールが終了したら、「インストール中」ボタンが「開く」ボタンに変わりますので、「開く」ボタンをクリックします。

Xcodeを開くとこの画面が現れます。

「Agree」を選択してください。

すると、ユーザー認証を求められますのでMacのパスワードを入力して「OK」をクリックします。

必要なコンポーネントが追加でインストールされます。すぐに終わると思います。

終了すると、この画面に変わります。

以上で、Xcodeのインストールは終了です。お疲れ様でした。

Xcodeの初期設定とC言語でhello world!

もう少しで、Xcodeを使う準備は整います。プログラムを書いて実行するまでに必要な初期設定とC言語でhello world!を表示させるプログラムを書いて実行してみます。

Xcodeの初期設定

「Create a new Xcode project」をクリックします。

すると、以下の画面になります。「iOS」が選択されていると思いますので、「macOS」をクリックします。

「macOS」をクリックすると、以下の画面になります。次に、「Command Line Tool」をクリックします。

「Command Line Tool」をクリックすると以下の画面になり、何やら入力画面が現れます。

これは、「このプログラムを作っているのは誰か」という情報をXcodeに知らせるもので、初回のみ入力が必要で2回目以降はPriduct Name以外入力の必要がありません。

入力項目を上から順番に見ていきましょう。

「Product Name」には、どのようなプログラムか書きます。今回は「hello world!」とします。

「Team」は、最後に設定するので一旦飛ばします。

「Organization Name」には、Macのユーザー名が入っているはずです。好みのユーザー名に変えて構いません。

「Organization Identifier」は、アプリをApp Storeに出すときに重要な項目ですが、今回は「example.com」とします。

「Language」では、プログラミング言語を選びます。今回は「C」を選択します。

最後に「Team」の設定です。

「Add account…」をクリックしてください。以下の画面が現れます。

Appleアカウントを入力してください。Apple IDにはAppleのメールアドレスを、Passwordにはパスワードを入力します。

*Appleアカウントを持っていない人はこちらからアカウントを作成してください。
https://appleid.apple.com/account#!&page=create

入力したら「Sign in」をクリックします。

このような画面に切り替わったら認証成功です。

このウィンドウを閉じます。

「Team」を先ほど設定したものを選択します。「名前など (Personal Team)」という感じだと思います。

以上で「Team」設定は終了です。

全ての設定が終了したら、このようになっているのではないでしょうか?

抜けや漏れがあった場合はもう一度見直してみてください。

全ての入力が済んだら「Next」をクリックします。

作成する「hello world!」の保存場所を選択して「Create」をクリックします。私はデスクトップを選択しました。

画面が切り替わって、以下のスクリーンショットのようになれば成功です!

C言語でhello world!

最後にC言語を用いてhello world!と表示するプログラムを作って動かして見ましょう!

左タブ内の「main.c」をクリックします。

すると以下のようにプログラムが現れます。

続いて、以下のコードを消します。これらは、プロジェクトを作ると毎回表示されるサンプルですので消しても問題ありません。

hello world!と表示するプログラムを書いて見ましょう。ソースコードは以下の通りです。

プログラムの解説を書きたいと思います。

これは、「stdio.hというファイルをhello world!のプログラム内で使いますよ」という意味です。

続いてのint main()は、int main(void)の略で「mainという名前の関数を整数型で返し、引数は取らないですよ」という意味です。

printfというのがC言語で「画面に書式付きで出力する」関数です。printfの後の("")内の文字をそのまま画面に出力します。\nというのは「改行する」という命令です。optionキーを押しながら\キーを押すことで表示することができます。

これは、「プログラムが正常に終了したら0を返しますよ」という命令です。

hello world!プログラムをXcodeのテキストエディタに書き込むと以下のようになります。

それでは、このプログラムを実行してみましょう。左上の▶︎マークを押すと実行することができます。プログラムを書き込んだテキストエディタの下に実行結果が表示されます。

私と同じように表示されれば成功です。

hello world!と表示されました。その下には「Program ended with exit code: 0」と表示されています。これは、正常にプログラムが終了したので0を返しましたという意味で、Xcodeのデフォルトです。

これで初期設定〜hello world!全ての工程が終わりました。お疲れ様でした。

printfの""の間に他の文字を入れて出力させても面白いと思います。ぜひ試してみてください。